製図試験にはまことしやかに語られる本当かウソかわからない話が多々ありますよね?
今回はそんな噂話をちょっとまとめて勝手に推考していきたいと思います。
主観でしかないので信じるも信じないもあなた次第です!
もし自分が良い方に当てはまるなら信じて、悪い方に当てはまるなら気にしないでください。
製図試験はメンタル勝負なところがあるので、少しでもポジティブになっていただけたら良いかなと思います!
線は勢いよく走っているように描くべし
10年以上前に試験に合格した上司によく言われていました。
これをマスターしていると “描慣れている感” がでて採点官に『コイツできるな』と印象付けることができるそうです。
私はそんな技術を習得しないまま汚い線で試験に突入しましたが、確かに図面は綺麗にみせることができるようです。
息抜きにでも練習してみても良いでしょうが、出来なければ無理に習得することはない気がしますね。
ちなみにこの上司は平行定規つきの製図版ではなくT定規で試験に挑んだ猛者です(笑)
線は濃く描くべし
あらゆる人が言いますよね。
私ももちろんそう思っております。S資格曰くプレゼンテーション点として少々は点数にも影響するそうです。
何よりも採点官に図面をみていただくわけですから、目をよく凝らさないと見えないというのはよくありません。
薄くても採点官はちゃんと見てくれるそうですが、一目見て図面がどうなっているのかを瞬時に把握できるようにしておくことは大切なことだと思います。
図面は自分のエゴではいけません。
図面の密度を上げるべし
これもよく言われることですね。
密度の濃い図面とスカスカの図面ではやはり印象が違います。
出来れば濃い方が良いのは言うまでもありませんが、私は特段大切なことだとも思っておりません。
試験問題には什器や植栽等を適宜描くようにという指示があるので全く描かないというのはダメだと思いますが、いっぱい描くかどうかでは数点変わるか変わらないかだと思っております。
私の場合ですが、本試験で少々エスキスでトラブってしまい、図面にかける時間がなく便器・什器・タイル・植栽等をほとんど描けずに終わってしまいましたが受かっておりました。
密度を濃くする暇があったらチェックを何回もすることを徹底していたからだと思います。
ですので本当に時間が余ってから密度を濃くする作業を開始することを私はお勧めいたします。
ですが階段はちゃんと描きましょう!私同様時間がなく階段の部分を『階段室』とだけ書いた人は落ちたそうです(笑) それだけが原因かどうかは分かりませんが、、、
初年度の方が有利!?
この噂も有名みたいですね。(私は試験終了後に知りましたが笑)
事実としては
・過年度生の方が合格率は高い
・過年度生と初年度生の受験番号形態と受験室が異なる
というのがあります。
“初年度生の方が過年度と比べて技術が乏しい(という先入観)から、例え合格率は低くとも採点が甘い”
と考える人も多いそうです。その分必死に頑張れば合格はしやすいということでしょうか?
その真偽はよく分かりませんが、皆さんはどう思いますか?
私は9月末くらいまでは初年度と過年度生の実力差を感じておりましたが、ある日突然引けを取らないと感じるようになりました。私の通っていたS資格の校舎だけかもしれませんが、過年度生の中だるみ感は凄まじく、最終一気に追い越せた気はしています。
都市部よりも地方の受験生の方が合格しやすい!?
これは私の通っていたS資格の講師から言われたことです。
師によると、地方は自分のところの一級建築士を増やしたい(増やさなければいけない)ために受からせようと頑張って採点をしてくれるそうです(笑)
一方都市部はそんなことをしなくても一定数は人を確保できるので淡々と採点をするそうです。
これも真偽はよく分かりませんが、私は地方受験者だったのでこの言葉に励まされて試験に臨むことができました。
試験元は資格学校の課題を知っている?
はい、この噂は本当だそうです。(S資格講師情報)
試験元は大手資格学校の課題の収集は行っており、近からずも遠くないような試験を作成するようです。
ここからは私の勝手な想像ですが、一つの資格学校に偏って合格者が出ないように頑張って試験を作っているのではないかと思っております。
メインとして自分の選択している資格学校・通信教育の教材をしっかりやりつつ、他校の試験問題にも余裕があれば目を通すくらいはしておいた方が良いかもしれません。
私は他校の問題文と解答例だけには目を通しておきました。(解きはしませんでしたが 笑)
そうすることで安心感は得られると思うので、情報が得られれば確保しておいてください!
まとめ
いくつか噂について列挙して考察しましたが皆さん一度は聞いたことがあると思います。
こういった情報をポジティブに考えて自身に有利に働くように考えてください。
冒頭にも記載しましたが製図試験はメンタル的な部分が大きいです。しっかり自信をもって試験に挑めるように気持ちを整えておいてください!
この記事の本筋ではないですが最後に一言。圧倒的な解答で有無を言わさず合格できるような図面を目指してください。小手先の技術を披露することにムキになるようなことは避けてください。
以上!
コメント